世紀末とは何か?ノストラダムスからポップカルチャーまでの真実
世紀末とは何か?ノストラダムスからポップカルチャーまでの真実の真相について、専門知識を基に徹底解説します。
終末論的な不安は、エンターテインメントの領域で空前絶後のクリエイティビティを生み出した。その筆頭が、原作・武論尊、漫画・原哲夫によって1983年に連載を開始した『北斗の拳』である。核戦争によって文明が崩壊した世界を舞台に、愛と哀しみを背負った戦士の生き様を描いた本作は、日本のポストアポカリプス作品の金字塔となった。
発行元である株式会社集英社の『週刊少年ジャンプ』誌上で爆発的な人気を博した本作は、当時の出版業界全体における世紀末トレンドの起爆剤となった。「199X年、世界は核の包みに包まれた」という有名なフレーズは、社会に漂う核時代の恐怖をエンターテインメントへと昇華させた見事な転換点であった。