標高1400Mの洗礼!戦場ヶ原の急変天気と失敗回避の防寒術
今注目を集めている 標高1400Mの洗礼!戦場ヶ原の急変天気と失敗回避の防寒術について、多角的な視点を整理して公開しています。
戦場ヶ原でのトレッキングを安全かつ快適に楽しむための生命線、それが「レイヤリング(重ね着)」の徹底だ。最大の禁忌は綿(コットン)素材のインナーである。汗を吸ったまま乾かないTシャツは、冷風に晒された瞬間、容赦なく体温を奪う冷却パックへと化す。選ぶべきは化繊、あるいは高品質なメリノウール一択だ。
基本となる三層構造は以下の通りに構築したい。
・ベースレイヤー:速乾性に優れたポリエステルや調湿性の高いメリノウール。汗冷えを徹底的に防ぐ。
・ミッドレイヤー:通気性と保温性を両立する軽量フリース、または薄手のアクティブインサレーション(化繊中綿)。
・アウターシェル:風と雨を完全に遮断する透湿防水素材(ゴアテックス等)のハードシェルやレインウェア。
平坦な木道歩きだからとスニーカーで訪れる者も多いが、急な降雨で滑りやすくなった木道は転倒事故の温床だ。防水透湿性を備えたミッドカットのトレッキングシューズと、濡れた瞬間に手の感覚を奪う冷気から指先を守る防風グローブ、耳まで覆えるニット帽を必ずザックへ忍ばせておくべきだ。