貴乃花と武蔵丸の激闘録!2001年伝説の決定戦と現在の関係

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2001年5月27日、両国国技館。相撲ファンのみならず日本中が固唾をのんで見守ったのが、大相撲夏場所千秋楽の優勝決定戦でした。前日の14日目、大関・武双山との取組で貴乃花は右膝亜脱臼ならびに内側側副靭帯・半月板損傷という致命的な重傷を負いました。支度部屋から自力で歩くことすらできず、誰もが千秋楽の休場と不戦敗を確信していた状況です。

しかし、貴乃花はテーピングを何重にも巻き、激痛を抑える局所麻酔を打って強行出場を決断します。本割では武蔵丸の強烈な突き押しを受け止めきれず、あっけなく突き落としで完敗。両者13勝2敗で並び、賜杯の行方は優勝決定戦へと持ち越されました。

そして迎えた優勝決定戦、貴乃花は立合いで武蔵丸のぶちかましを正面から受け止め、強引な右下手投げから渾身の力で寄り倒しを決めました。勝利の瞬間、顔中の筋肉を限界まで引き攣らせ、目をカッと見開いた「鬼の形相」は、NHKの生中継を通じて列島を震撼させました。表彰式で小泉首相が放った「痛みに耐えてよく頑張った!」という賛辞は流行語大賞を受賞し、貴乃花の不屈の闘志は国民的記憶として刻まれることになったのです。

吉田 誠

吉田 誠

インテリア&ライフスタイルコーディネーター

最新のテクノロジーと生活デザインの融合をテーマに、国内外の最新トピックを発信しています。

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