昭和の巨星・松方弘樹の凄烈なる生き様!名作映画と豪快伝説の全貌
昭和の巨星・松方弘樹の凄烈なる生き様!名作映画と豪快伝説の全貌の重要ポイントを解説します。役立つ情報が詰まっています。
実録路線の熱狂を経て、俳優としての地位を不動のものにした代表作が、映画『修羅の群れ』である。実在のヤクザ組織の大幹部をモデルにした主人公・稲原龍二を演じきり、男のダンディズムと組織の非情さを重厚なリアリズムで体現。圧倒的なカリスマ性でスクリーンを支配し、日本映画史に残る傑作ノワールへと昇華させた。
その一方で、お茶の間を虜にしたのがテレビ時代劇の金字塔『名奉行 遠山の金さん』だ。桜吹雪の刺青を背負い、悪党を爽快に成敗する遠山左衛門尉景元役は、まさに彼の当たり役となった。実録映画で見せた凶暴さと、時代劇で見せる洒脱で温かみのある町奉行の二面性。その驚異的な演技の振り幅こそが、彼が真の大スターたる所以であった。