なぜキマらない?メンズワックスの付け方完全版!プロ直伝の崩れない束感セット術
なぜキマらない?メンズワックスの付け方完全版!プロ直伝の崩れない束感セット術について押さえておきたい 注意点を分かりやすい構成で解説いたします。
「雑誌に載っている人気ワックスを買ったのに、自分が付けるとベタついてペタンコになる」「束感を出そうとするとギシギシして不潔に見えてしまう」――メンズヘアの現場取材で最も多く寄せられるのが、こうしたスタイリングの違和感に関する声です。
長年にわたりメンズヘア企画を取材・執筆してきた専門家やトップサロンのスタイリスト陣が異口同音に指摘するのは、ドライヤーベース作りの重要性を軽視しているケースが圧倒的に多いという事実です。髪は「濡れた状態から乾く瞬間」に形が記憶されます。濡れたまま、あるいは適当に乾かしただけの状態でどれほど高機能なワックスを揉み込んでも、根元の立ち上がりを維持することは物理的に不可能です。
さらに、多くの人が陥りがちな決定的なNG習慣が「ワックスを手に取って最初に前髪や頭頂部へベッタリ付けてしまうこと」です。毛量が多く重さに耐えられる後頭部ではなく、毛量が少なく皮脂の影響を受けやすい前髪から塗布してしまうと、油分の重みで前髪が割れ、額に張り付く原因になります。プロが実践する鉄則は、髪の「毛量が多い部分から少ない部分へ」順番に馴染ませていく引き算のスタイリングです。