旧日本海軍の極秘原爆「F研究」とは?Ghqが封印した衝撃の真相を解説

旧日本海軍の極秘原爆「F研究」とは?Ghqが封印した衝撃の真相を解説とはどのようなものなのか? 主要なファクトを丁寧に紐解いて紹介します。

インターネット上や一部の陰謀論本では、戦時中の日本の核開発に関して「実は終戦直前に朝鮮半島北部(興南)で核実験に成功していた」「原爆の完成間近でアメリカに先を越されただけだ」といった言説が散見されます。しかし、これらの言説は一次史料の検証によって完全に否定されています。

荒勝研究室が昭和20年7月にまとめた最終報告書でも、濃縮ウランの分離実験は「極めて基礎的な遠心分離試験の段階」にとどまっており、連鎖反応を起こす臨界実験にすら到達していませんでした。理論計算においても、起爆に必要なインプロージョン(爆縮)技術や高精度プルトニウム抽出技術は未着手のままでした。

「完成間近だった」という言説は、軍部が国民の戦意高揚のために流布した誇大宣伝や、戦後のGHQによる過剰な警戒心が混ざり合って生まれた都市伝説に過ぎません。現実の日本は、原爆製造に必要な電力(当時の日本全体の総発電量の大部分を要する規模)も、工業プラントも、純度の高いウランも持ち合わせていなかったのが客観的な真相です。

林 結菜

林 結菜

ライフスタイル編集者

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。

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