イギリス構成国4つの違いとは?W杯別々出場や国旗の謎を徹底解剖
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私たちが日常で使う「イギリス」という呼称は、ポルトガル語の「Inglez(イングランド人)」が戦国時代の日本に伝来し訛った言葉であり、国家の正式名称ではありません。パスポートや国際条約に記される正式名称は、「グレートブリテン及び北アイルランド連合王国(United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland)」です。
イギリスの国土を理解するうえで不可欠なのが、イギリス構成国の地図と地理的概念の整理です。地理的に「グレートブリテン島」と呼ばれる大きな島には、イングランド、スコットランド、ウェールズの3国が存在します。そして、西隣にあるアイルランド島の北東部を占めるのが北アイルランドです。つまり、「グレートブリテン」は地理的な島の名前であり、「連合王国(UK)」は北アイルランドまで含めた国家全体の枠組みを指します。
英国国家統計局(ONS)などの最新公的データを踏まえ、4つの構成国の基本データを比較表で確認してみましょう。
このように、イギリス構成国の首都や法体系はそれぞれ独立しており、ロンドンが一括してすべての統治を行っているわけではありません。特に1990年代後半の「権限委譲(Devolution)」以降、スコットランドやウェールズ、北アイルランドは独自の立法機関を持ち、地域ごとの自治を強めています。