赤卵と白卵の違いを徹底解剖!栄養と味の真相から価格差の理由まで

赤卵と白卵の違いを徹底解剖!栄養と味の真相から価格差の理由までに関する最新の話題を詳しく解説いたします。

栄養価が同じであるにもかかわらず、店頭において赤卵が白卵よりも数十円から1パックあたり100円近く高く値付けされている背景には、採卵鶏の生態と生産コストに直結する明確な理由があります。

卵の殻の色は、鶏の品種と羽の色の関係にほぼ連動しています。一般的に白い卵を産むのは「白色レグホーン」に代表される白羽の鶏であり、赤い卵を産むのは「ボリスブラウン」やロードアイランドレッドといった赤褐色・褐色の羽を持つ品種です。

生産現場における最大の分岐点は、鶏の体重と1日に消費する飼料(エサ)の量にあります。

  • 白色レグホーン(白玉鶏):成鶏の体重は約1.5kg〜1.8kgと小柄。体が小さいぶん基礎代謝が低く、1個の卵を産むために必要な飼料摂取量が少ない(飼料要求率が優秀)。
  • ボリスブラウン(赤玉鶏):成鶏の体重は約2.0kg〜2.2kgと大柄。体を維持するために白色レグホーンよりも約10〜15%多くエサを食べる必要がある。

養鶏経営における生産費用の約6割から7割を飼料代が占めています。輸入トウモロコシをはじめとする配合飼料価格が歴史的高値圏で推移する中、エサを多く消費する赤玉鶏は、卵1個あたりの生産原価が構造的に高くなります。つまり、赤卵が高い理由とコストの真相は「高級だから」ではなく、「産む親鶏の食欲が旺盛で、生産コストが余計にかかるから」に他なりません。

山口 彩花

山口 彩花

写真家・フォトエディター

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

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