不陸整正とは?路盤工との違いや施工手順・2026年最新単価を徹底解説

不陸整正とは?路盤工との違いや施工手順・2026年最新単価を徹底解説についての最新情報をお届けします。

不陸整正の成否は、手順の正確さと現場の土質に応じた適切な重機コントロールにかかっています。実際の現場で標準的に行われている不陸整正の施工手順は、大きく4つのステップで進行します。

ステップ1:測量・丁張り設置(基準面の明示)
レベル(水準器)やトータルステーションを用い、路面計画高(仕上がり高さ)を割り出します。道路の両端や構造物の境界に丁張り(ちょうはり)を掛け、水糸を張って目標高さを可視化します。この段階での計測誤差が仕上がり精度を直接決定づけます。

ステップ2:粗均し・削正(片切と補足)
広い道路工事では、熟練オペレーターが操るモーターグレーダーが主役となります。ブレード(排土板)の角度と高さをミリ単位で調整しながら、計画高より高い部分を削り取り、低い部分へと土砂や砕石を押し運んでいきます。モーターグレーダーが進入できない住宅街や外構現場では、バックホウのバケットの背や法面バケットを使った削正が行われます。

ステップ3:敷均し(材料調整)
削り取りだけでは高さが足りない窪地や、路盤材の粒度が分離してしまった箇所には、所定の砕石を薄く投入して敷均しを行います。この際、一気に厚く敷くのではなく、転圧後の仕上がりを見越して余盛(通常10〜20%程度)を考慮しながら均一に広げる技術が要求されます。

ステップ4:散水と転圧(締固め)
敷均しが完了した面に対し、土の含水比を最適に保つための散水を実施した上で、転圧機械による締め固めを行います。直線部では道路の端から中央部へ向かってローラーを走行させるのが鉄則です。使用する機械は、大規模現場では10tクラスのタイヤローラーやマカダムローラー、狭小地ではコンバインドローラーや振動プレートが用いられます。規定の締め固め密度が得られるまで規定回数の転圧を重ね、堅固な路面を完成させます。

阿部 裕樹

阿部 裕樹

エンタメ専門ジャーナリスト

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest