小さな家を300万円で建てる現実|本体価格の罠と総費用を徹底解剖
小さな家を300万円で建てる現実|本体価格の罠と総費用を徹底解剖の重要ポイントを解説します。役立つ情報がチェックできます。
Q1:本体価格300万円台のタイニーハウスや小屋で住宅ローンは組めますか?
A1:一般的な銀行の住宅ローン(低金利のフラット35など)を利用することは極めて困難です。住宅ローン審査には「建築基準法に適合した基礎工事が施されていること」「延床面積が一定以上(フラット35の場合は原則30平米以上)であること」が要件となるためです。多くの場合は金利の高い無担保のリフォームローンやフリーローン(年利3〜8%程度)を利用することになり、月々の返済負担は想定以上に重くなります。
Q2:無印良品の小屋や市販プレハブは、完全DIYで基礎から自分で建てられますか?
A2:基礎工事や構造体の建前(たてまえ)を完全素人がDIYで行うのは安全面および法規面から推奨されません。特に不同沈下(建物が傾く現象)を防ぐための基礎配筋や生コン打設は専門業者の重機と技術が必要です。キットハウスとして販売されているものでも、メーカー側が「指定施工店による組み立て」を販売条件としている場合がほとんどです。
Q3:10平米(約6畳)以下の小屋なら、本当に建築確認申請なしでどこでも建てられますか?
A3:大きな誤解です。建築基準法第6条において「10平米以内の増築」であれば確認申請が不要とされるケースはありますが、それは「更地に新築するのではなく、すでに主たる建物が存在する敷地内で、かつ防火地域・準防火地域【外】である場合」に限定されます。更地に新築する場合は、たとえ5平米の小屋であっても原則として建築確認申請が必須となります。