エリア51とロズウェル事件の真相|機密解除文書が明かすUfo神話の正体
エリア51とロズウェル事件の真相|機密解除文書が明かすUfo神話の正体の主要なニュースを専門的かつ分かりやすくまとめました。全体像を一目で把握できます。
オカルトファンや陰謀論者が主張する「ロズウェルで回収されたエイリアンの遺体やUFOの残骸が、エリア51の地下施設で保管・分析されている」というストーリーは、映画や小説などのフィクションによって広められた後付けの設定に過ぎません。その決定的な証拠が、歴史的なタイムラインの決定的な食い違いです。
ロズウェルで謎の破片が発見されたのは1947年7月ですが、ネバダ州のグルームレイクにエリア51が建設されたのは1955年のことです。ロズウェル事件が起きた時点で、エリア51という軍事拠点は影も形も存在していませんでした。当時回収された残骸が実際に空輸された先は、オハイオ州のライト・パターソン空軍基地(当時のライト航空フィールド)およびフォートワース陸軍飛行場であることが公式航空記録や当時の交信記録から確認されています。
では、なぜ離れた2つの事象がひとつの陰謀論として定着したのでしょうか。その発端は1980年代後半、自称物理学者のボブ・ラザー氏が「エリア51の南にあるS-4施設で地球外生命体の乗り物をリバースエンジニアリングしていた」とテレビ番組で証言したことにあります。このセンセーショナルな告白に、1970年代末から再燃していたロズウェル事件の再調査ブームが結びつき、メディアや出版業界の手によって「ロズウェル墜落→エリア51へ移送」という強固な物語へと仕立て上げられました。