いとうまい子の学歴徹底解剖|早稲田大学院から社外取締役への全軌跡

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大学院情報生産システム研究科におけるいとう氏の研究は、極めて具体的かつ実用性の高いものでした。彼女が主眼を置いたのは、加齢に伴う筋肉量の減少や筋力低下を指す「サルコペニア」および「ロコモティブシンドローム」の予防です。

高齢者が要介護状態に陥る最大の原因の一つが、下半身の筋力低下による転倒骨折です。しかし、単調なリハビリやスクワット運動を毎日自発的に続けることは心理的ハードルが高いという課題がありました。そこでいとう氏は、高齢者が楽しみながら正しいフォームでスクワットを行えるよう促す対話型スクワット誘導ロボット「ロコピョン」のハードウェア・ソフトウェア開発に深く関与しました。

研究室で自らハンダごてを握り、センサーのプログラミングやデータ解析に従事。高齢者施設での実証実験では、自ら被験者一人ひとりに優しく語りかけながらモーションセンサーのログを収集しました。「工学技術に人間の温もりをどう実装するか」という人間科学の知見を融合させたこの研究は、国内外の学会でも発表され、介護ロボットの新しい方向性として高い学術的評価を獲得しています。

鈴木 陽菜

鈴木 陽菜

テックライター兼ウェブディレクター

暮らしを豊かにする便利アイテムや時短アイデアを中心に、実用的な情報をお届けします。

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