野村克也の前妻・正子と長男陽一の現在|南海解任と泥沼離婚の真相
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家庭内の不倫騒動はやがて、グラウンドの勝負の世界をも侵食し始めます。当時、南海ホークスで選手兼任監督を務めていた野村氏でしたが、沙知代氏が遠征先の宿舎や球団のチーム編成にまで口を出すようになり、現場の首脳陣や主力選手との間に深い亀裂が生じました。
特に球団の看板打者であった門田博光氏や江本孟紀氏らとの対立は深刻化し、沙知代氏の現場介入を問題視した南海球団の首脳陣は看過できない事態へと追い込まれます。1977年シーズン終盤、当時の川勝傳オーナーをはじめとする球団幹部は、野村氏を呼び出して最後通牒を突きつけました。
「家庭を取るのか、それとも南海の監督(野球)を取るのか」
球団側は愛人と手を切り、本妻のもとへ戻ることを強く迫りました。しかし、野村氏は即座にこう言い放ちます。
「女を捨てるくらいなら、男を辞める。監督も辞める」
この言葉を機に、野村氏は南海ホークス監督を電撃解任(実質的な追放)され、球界を揺るがす大スキャンダルとなりました。その後、1978年に正子さんとの離婚が正式に成立し、野村氏は沙知代氏と正式に再婚。世に言う「略奪婚」が完成した瞬間でした。