熊本の地震と震度を徹底解説!震源地や過去の震度7との関連
熊本の地震と震度を徹底解説!震源地や過去の震度7との関連の全体像を分かりやすくまとめてご紹介します。
熊本の地下構造を理解する上で外せないのが、九州を東西に横断する別府ー島原地溝帯に沿って走る布田川断層帯と日奈久断層帯の存在です。政府の地震調査研究推進本部の発表資料によると、2016年の活動では布田川断層帯の布田川区間と、日奈久断層帯の高野ー白旗区間が破壊されました。
しかし、専門家が現在も注視しているのは日奈久断層帯の南部(日奈久区間・八代海区間)です。これらは2016年の大地震において大きな破壊が起きておらず、断層にかかる応力(ひずみ)が再配分された可能性が指摘されています。
「地震の予兆はあるのか」という点について、現場観測網では地下水質の変化や微小地震の頻度、地殻変動データの解析が進められています。しかし、突発的な活断層のズレを直前に確知することは困難であり、「予兆を待つ」のではなく「活断層の上に暮らしている」という前提に立った備えが不可欠です。