股関節手術後のリハビリはなぜ痛い?禁忌動作と回復期間の真相を徹底解説
股関節手術後のリハビリはなぜ痛い?禁忌動作と回復期間の真相を徹底解説とはどのようなものなのか? 詳しい意味を整理してお届けします。
退院後の生活が落ち着いてくると、日本特有の生活習慣や移動手段への復帰時期が問題に上がります。特に質問頻度が高い「正座」「自転車」「入浴」「車の運転」の目安について解説します。
正座の可否と時期:
正座は股関節を極限まで深く曲げるため、後方進入の手術を行った場合は基本的に脱臼予防の観点から推奨されないか、強い制限が課されるケースが一般的です。前方進入で筋腱を温存している場合や、骨盤の傾きに問題がない場合に限り、術後3〜6ヶ月以降の診察で主治医の許可を得てから挑戦するのが通例です。無理に正座を試みるのではなく、正座椅子や低座椅子を活用して関節への過剰な負担を避けるのが賢明です。
自転車の再開時期:
エアロバイク(固定式エルゴメーター)は、関節への衝撃が少なく可動域訓練に適しているため、早ければ術後1ヶ月前後から導入されます。一方、道路を走る本物の自転車は、とっさの転倒リスクや急ブレーキ時の荷重負荷を考慮し、術後2〜3ヶ月以降、片脚立ちが安定して杖なし歩行が自立してから再開するのが安全圏です。
車の運転と入浴:
車の運転は、急ブレーキを踏み込めるだけの踏力と反応速度が戻る術後1ヶ月〜1ヶ月半が目安です。自宅での浴槽入浴は、創部が完全に乾いて塞がる術後2〜3週以降にシャワーから湯船へとステップアップします。浴槽への出入りの際は、浴槽の縁に一度腰掛けてから片脚ずつ入れる工夫で転倒と過屈曲を防ぎます。