韓国歴代大統領はなぜ悲劇を繰り返すのか?逮捕と権力闘争の全真相

韓国歴代大統領はなぜ悲劇を繰り返すのか?逮捕と権力闘争の全真相の背景について、最新情報を基に徹底解説します。

激動の大韓民国史の幕を開けた初代大統領の李承晩は、朝鮮戦争の混乱期を乗り切ったものの、強権的な長期独裁と不正選挙に対する国民の怒り(四月革命)によってハワイへの亡命を余儀なくされた。建国の父としての名誉は失墜し、最高権力者の退陣が亡命という過酷な形で刻まれる前例となった。

その後、軍事クーデターによって権力を掌握した朴正煕は、「漢江の奇跡」と呼ばれる驚異的な高度経済成長を牽引した。しかし、維新体制と呼ばれる独裁体制を固めるなかで、最後は側近である中央情報部(KCIA)部長によって暗殺されるという衝撃的な最期を遂げる。

朴正煕暗殺の混乱に乗じて実権を握った全斗煥は、光州事件を武力で鎮圧し、軍事独裁を継続させた。だが、民主化宣言を経て退任した後に待ち受けていたのは、反乱・内乱首魁罪による死刑判決(のちに減刑・特赦)と、巨額の追徴金追及という司法の鉄槌だった。独裁者が手にした絶対権力は、時代が変わるとともに重い代償となって本人たちに跳ね返っていった。

池田 達也

池田 達也

マネー&キャリアエディター

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。

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