血圧の差が大きいのは危険?脈圧と左右差が開く原因と受診目安
血圧の差が大きいのは危険?脈圧と左右差が開く原因と受診目安とは一体何なのか? 詳しい意味を簡潔に解説します。
公益財団法人日本心臓財団の医療相談窓口や、Yahoo!知恵袋をはじめとするコミュニティプラットフォームには、血圧の数値乖離に戸惑う市民からの切実な相談が多数寄せられています。
日本心臓財団に寄せられた相談事例では、「家庭で測定したところ上が132で下が39になり、薬局で薬剤師に相談したら『下の数値が低すぎるのは心血管系によくない兆候』と言われて激しい不安に襲われた」という主訴がありました。また、SNS上でも「健康診断ではいつも上だけを見てA判定だったのに、自宅の上腕式血圧計で測ったら脈圧が80近くあった」「片腕が145で反対の腕が125だったが、どちらを信じればいいのか分からない」といった戸惑いの声が日常的に投稿されています。
こうした実態から浮かび上がるのは、一般的な健康診断が「収縮期血圧140mmHg未満・拡張期血圧90mmHg未満」という画一的なカットオフ値のみで判定されがちであるという構造的死角です。その結果、動脈硬化の初期症状である血管壁の硬化や、大動脈弁の微小な逆流による「拡張期血圧の異常低下」が見過ごされ、当事者が違和感を覚えた時点ではすでに血管老化が一定レベルまで進行しているケースが散見されます。