悪性ほくろの見分け方を写真で比較!メラノーマ初期症状と受診の目安
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皮膚に生じる黒色腫瘍には、良性のほくろやメラノーマだけでなく、高齢者に極めて頻度の高い「基底細胞がん(BCC)」など複数の疾患が存在します。それぞれの病理的特徴、外見の相違、進行スピード、治療方針を客観的データとして整理しました。
疾患・病変の種類写真的・視覚的特徴好発部位と大きさの目安進行スピードと危険度評価良性ほくろ
(色素性母斑)輪郭は整った円形・楕円形。境界明瞭で色は均一な褐色〜黒色。表面平滑またはドーム状。全身あらゆる皮膚。通常は直径6mm未満で長年サイズが変わらない。【危険度:極小】
進行なし。整容面以外の健康被害はなく切除の医学的緊急性はない。悪性黒色腫
(メラノーマ)左右非対称、境界不鮮明でギザギザ。黒・茶・赤・青の混濁。出血や潰瘍を伴うことも。日本人では足の裏・爪・手足に多発。早期から6mm超へ拡大しやすい。【危険度:極大】
増殖が速くリンパ節や他臓器への転移リスクが高い。早期の外科切除が必須。基底細胞がん
(BCC)黒真珠のような光沢のある小さな結節(ブツブツ)が環状に並び、中央がくぼみ潰瘍化。顔面(鼻・まぶた・唇周囲)など日光露出部が8割以上を占める。【危険度:中】
局所破壊性は強いが転移は極めて稀。完全切除で完治が見込める。老人性色素斑
・脂漏性角化症薄茶色〜濃褐色のシミ。加齢とともに表面がザラザラと隆起しイボ状になる良性腫瘍。顔、手の甲、背中など日光露出部。大きさは数mm〜数cmと多様。【危険度:極小】
悪性化はしない。ただし悪性腫瘍との鑑別が肉眼では難しい場合がある。※臨床診断および保険適用切除の手術費用は、3割負担の場合で約1万円〜3万円前後(病変の部位・大きさ・病理組織検査料により変動)。