てんさい(甜菜)とは?白砂糖との違いや体にいい理由を徹底解説
てんさい(甜菜)とは?白砂糖との違いや体にいい理由を徹底解説の詳細について、分かりやすい解説を基に徹底解説します。
「てんさい」は漢字で「甜菜」と表記され、別名「ビート」あるいは「サトウダイコン」とも呼ばれるヒユ科(旧アカザ科)の根菜植物です。名前に「ダイコン」と付き、見た目も丸みを帯びた大根やカブに似ていますが、植物学上はほうれん草の仲間に分類されます。
寒冷な気候を好む作物であり、日本国内における甜菜の原料産地はほぼ100%が北海道です。十勝平野やオホーツク地方を中心に大規模栽培されており、北海道の農業を支える基幹作物の一つとして位置づけられています。春に種をまき、冷涼な夏の太陽を浴びて根にたっぷりと糖分を蓄えた甜菜は、秋から冬にかけて収穫され、現地の製糖工場で砂糖へと加工されます。
砂糖の原料といえば沖縄や鹿児島などで作られるサトウキビ(熱帯性植物)が連想されがちですが、世界規模で見ても砂糖の約2〜3割はてんさいから生産されています。寒冷地で育つ甜菜から抽出された糖液を結晶化させたものが、私たちが手にする「てんさい糖」です。