日本体育大学「エッサッサ」の真実!掛け声の意味と裸の理由を追う
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日体大エッサッサの歴史由来を紐解くと、時計の針は大正14年(1925年)まで遡ります。当時、日本体育大学の前身である「大日本体育協会体操学校」の学生と教員たちが、他大学の応援団に対抗しうる「本校独自の全く新しい応援様式」を模索したことが発端でした。当時、野球をはじめとする学生スポーツの興隆に伴い、各校が華やかな応援合戦を繰り広げる中、体操学校には独自のアイデンティティを示す象徴が欠けていたのです。
そこで考案されたのが、道具を一切使わず、人間の肉体と声だけで大地を圧倒する応援スタイルでした。エッサッサ発祥の真相において決定的なヒントとなったのは、「野生ライオンの咆哮」と「労働歌の律動」です。考案に関わった指導陣や学生たちは、アフリカ奥地の猛獣が獲物を前にして低く唸り、一気に吠えかかる獰猛なエネルギー、そして船頭が荒波を裂いて櫓を漕ぐ際の「えっさ、えっさ」という労働の掛け声を融合させました。
エッサッサ掛け声歌詞の構成は、極めて原始的かつ構築的です。静まり返った会場に響き渡る口上から始まります。
「月魄(げっぱく)天にありて……東奔西走……」といった荘厳な前口上が朗々と響いた直後、リーダーの鋭い号令とともに、数百名の隊列が一斉に重心を沈めます。そして放たれるのが、次の連呼です。
「エッサ、エッサ、エッサッサ!」
日体大エッサッサ意味を単なる「掛け声の語呂合わせ」と捉えるのは誤解です。この言葉は、自らの臍下丹田(せいかたんでん)から生命力を搾り出し、仲間の闘志を極限まで鼓舞するための「言霊(ことだま)」として定義されています。余計な歌詞やメロディを完全に削ぎ落とし、最短の母音と破裂音だけで構成されたこのフレーズは、音響心理学的にも群衆の闘争本能を刺激する構造を持っています。