クマ被害に自衛隊は出動できる?駆除要請の壁と法的限界を徹底解説
クマ被害に自衛隊は出動できる?駆除要請の壁と法的限界を徹底解説の真相や最新動向に迫る! わかりやすい言葉でご紹介しています。
歴史を遡ると、自衛隊がクマの駆除に出動した前例は皆無ではありません。昭和40年(1965年)、北海道天塩郡豊富町において、巨大なヒグマが家畜や民家を襲撃し続けた際、町長からの要請を受けた陸上自衛隊第2特科連隊が災害派遣として出動。隊員が小銃でヒグマを捜索・射殺した記録が残っています。
しかし、この時代と現在では自衛隊法の解釈運用や鳥獣保護に関する法体系が大きく異なっています。現在では、広大な北海道の演習場内において隊員が訓練中にヒグマと遭遇する事案は日常茶飯事であるものの、部隊演習場内での遭遇時を除き、市街地での直接駆除を目的とした出動は原則として行われていません。