直島・地中美術館の全貌と秘密|予約方法から安藤建築まで徹底解剖

直島・地中美術館の全貌と秘密|予約方法から安藤建築まで徹底解剖の実践ガイドについて徹底ガイドします。実践的なガイドをチェックしてください。

地中美術館の展示は、わずか3名の作家の作品を恒久設置(パーマネントコレクション)するために、部屋そのものが専用設計されている点が極めて特異です。

1. クロード・モネ『睡蓮』シリーズ
晩年のモネが手掛けた2×6メートルの大作『睡蓮の池』を含む5点が並ぶ「モネ室」。ここでは靴を脱ぎ、柔らかなスリッパに履き替えて入室します。床一面に敷き詰められた約70万個の白い大理石キューブと、天井のコーニスから拡散して降り注ぐ自然光が、モネの色彩を最もピュアな状態で浮かび上がらせます。朝の冷涼な光、正午の強い光、夕暮れの柔らかな光線によって絵画の印象がドラマチックに移り変わります。

2. ジェームズ・タレル『オープン・スカイ』ほか
光そのものを知覚体験の対象とするタレルの作品は3点設置されています。特に天井が四角く切り取られ、本物の空を仰ぎ見る『オープン・スカイ』では、切り取られた空の色が時間とともに変化し、視覚の曖昧さと美しさに気づかされます。

3. ウォルター・デ・マリア『タイム/タイムレス/ノー・タイム』
巨大な吹き抜け階段空間の中央に鎮座する、直径2.2メートルの真球の花崗岩と、27本の金箔を施した木柱。天窓から注ぐ太陽光の位置によって球体に映る光の筋が移動し、静謐な神殿のような緊張感を生み出しています。

佐藤 大輔

佐藤 大輔

シニアコンテンツプロデューサー

最新のテクノロジーと生活デザインの融合をテーマに、国内外の最新トピックを発信しています。

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