Jt女性社員逆恨み殺人事件の全真相|法を揺るがした報復殺人の記録
話題沸騰中の Jt女性社員逆恨み殺人事件の全真相|法を揺るがした報復殺人の記録について、多角的な視点を整理して公開しています。
日本たばこ産業社員事件概要を紐解く上で、起点となるのは事件発生から8年前にあたる1989年(平成元年)3月の出来事です。当時、東京都世田谷区のアパートに押し入り、面識のない女性に乱暴しようとしたとして、当時無職の男(服部純道)が強盗強姦未遂などの容疑で逮捕されました。このとき、同居していた被害者の同僚であり、自らも被害に遭いかけながら勇気を出して警察へ通報し、後の刑事裁判でも証言台に立ったのが、当時JT東京本社に勤務していた27歳の女性社員でした。
男には懲役7年の実刑判決が下り、刑務所に収監されました。しかし、法廷で涙ながらに真実を証言した彼女の正義感は、男の異常な認知の歪みによって「自分を刑務所に送り込んだ張本人」という一方的な怨嗟へとすり替えられていきます。刑期を終えた男は1996年に出所すると、反省や更生とは無縁のまま、ただ被害女性への報復を果たすためだけに行動を開始しました。
男は出所後、以前の記憶や関係先を手がかりに被害女性の勤務先や転居先を徹底的に追跡。興信所を利用するなど執拗な身元調査を行い、江東区東砂のマンションに暮らしていた女性の居場所を突き止めました。そして1997年4月18日夜、帰宅直後の女性の部屋に押し入り、包丁で首などを複数回切りつけて命を奪い、室内にあった現金を奪って逃走したのです。正義を信じて証言した一人の市民が、国が身柄を拘束していた犯罪者によって平穏な日常を無残に奪い去られた瞬間でした。