紫陽花の剪定で失敗する原因判明!来年咲かせる正しい切り方と時期
紫陽花の剪定で失敗する原因判明!来年咲かせる正しい切り方と時期にまつわる興味深い視点を分かりやすく発信ます。
情報が氾濫するWeb上で特に誤解されやすいのが「強剪定(きょうせんてい)」の扱いです。巨大化して庭の通路を塞いでしまったアジサイを元に戻すため、「どこを切ってもまた生えてくる」という噂を信じて無計画に地際で切り落とす人が少なくありません。
アジサイは生命力が強いため、地際近くまで強剪定しても新しい枝(シュート)を旺盛に伸ばします。ただし、旧枝咲き品種の場合、強剪定を行った翌年の開花率はほぼ0%になります。新しく勢いよく伸びた枝には花芽がつきにくく、再び開花するまでに2年を要するのが植物生理の真実です。
庭のスペース都合でどうしても株を小さくしたい場合は、すべての枝を一度に切るのではなく、「今年全体の3分の1の古い太枝だけを地際から間引き、残りの枝は2節剪定にとどめる」というローテーション強剪定を3年計画で実施するのが、毎年花を切らさずに株をリサイズするプロの技法です。
紫陽花の冬の剪定方法における正確なアプローチ
冬(11月〜2月)に行う剪定は、夏剪定のやり直しではなく「微細なメンテナンス」です。冬のアジサイは完全に落葉しているため、枝先についている丸く肥大した花芽と、尖った葉芽の区別が誰でも簡単に判別できます。
冬の作業は、花芽が付いていない細すぎる枝、枯れて中が空洞になった枝、株の内側に向かって交差している枝だけを根元から切り取る「透かし剪定」に専念してください。花芽がついている枝の先端は絶対に切ってはなりません。