お盆のナスが牛である深い理由|飾り方の向きと処分方法の真相
お盆のナスが牛である深い理由|飾り方の向きと処分方法の真相のやり方について徹底ガイドします。実践的なガイドをご覧ください。
お盆のナスを作る際、用意するものは新鮮なナス1本と、足にする割り箸(または爪楊枝、マッチ棒、麻殻・オガラなど)のみです。近年は家庭で手に入りやすい割り箸やつまようじが主流となっています。
安定するナスの作り方(ステップ解説)
まず、割り箸を1膳(2本)用意し、それぞれを半分に折って長さ約5〜7cmの棒を4本作ります。先端を少し斜めに削っておくと野菜に刺しやすくなります。次に、ナスのヘタ部分を頭(顔)に見立て、腹側に4本の足をハの字に広げるように深く差し込みます。前足をやや短め、後足をやや長めに調整すると、重心が安定し、牛らしい堂々とした体躯が仕上がります。
飾る場所と「向き」のルール
精霊棚や仏壇の盆前机(前卓)の上に敷いた真菰(まこも)のゴザの上に置くのが一般的です。飾る向きに関しては、地域によって以下の2通りの作法が存在します。
【日によって向きを変える場合】
・8月13日(迎え盆):キュウリとナスともに、頭(ヘタ)を仏壇の内側(部屋の内側)へ向ける。
・8月16日(送り盆):頭を仏壇の外側(玄関や窓の方向)へ向ける。
【期間中ずっと固定する場合】
・キュウリ(馬)は家に入ってくる方向(西から東、または外から内)に向け、ナス(牛)は出ていく方向(東から西、または内から外)へ向けて横並びに配置します。向かい合わせに配置する風習を持つ地域もありますが、最も大切なのは「先祖をお迎えし、お見送りする」という心構えです。