一瞬で平常心を取り戻す!面接・プレゼン直前の緊張をほぐす裏技
今注目を集めている 一瞬で平常心を取り戻す!面接・プレゼン直前の緊張をほぐす裏技について、多角的な視点を分かりやすく掲載しています。
重要な局面を前にしたとき、なぜ私たちの身体はコントロールを失ったかのように激しく反応してしまうのでしょうか。心療内科や認知行動療法の臨床現場(コグラボ等の専門機関の知見)でも指摘されている通り、緊張する科学的な理由の根底にあるのは、大脳辺縁系に位置する「扁桃体」の興奮と、それに伴う自律神経系の急激なシフトです。
面接官の鋭い視線や大勢の聴衆を、脳の原始的な部位は「捕食者や敵に囲まれた緊急事態」と誤認します。すると扁桃体から指令が飛び、副腎髄質からアドレナリンやノルアドレナリンが血中に一気に放出されます。これによって交感神経が急激に優位になり、全身の筋肉へ酸素を行き渡らせるために心拍数が跳ね上がり、呼吸が浅く速くなるのです。これが「戦うか、逃げるか(Fight or Flight)」と呼ばれる生存本能のメカニズムです。
また、人前で指先が震えたり手足が冷たくなったりするのは、生命維持に直接関係のない手足の末梢血管を収縮させ、胴体の太い血管や大腿筋へ血液を集中させているためです。つまり、震えや動悸は「身体が危険に立ち向かうためにフルパワーを出そうとしているサイン」にほかなりません。身体のシステムが正常に作動している証拠であるにもかかわらず、「震えてはいけない」と自分を責めてパニックを深めてしまうことこそが、緊張を制御不能にする最大の引き金となっています。