上から見た人のイラストが劇的上達!不自然さを消す俯瞰の極意
上から見た人のイラストが劇的上達!不自然さを消す俯瞰の極意の要点を丁寧に掘り下げてご紹介します。
背景付きイラストで頻出するポーズが「歩いている姿」と「椅子や床に座っている姿」です。ソーシャルメディアのお絵描きコミュニティやQ&Aサイトを分析すると、「直立したキャラクターはなんとか描けても、動きがついた途端に地面から浮いてしまう」という悲鳴が数多く寄せられています。
1. 上から見た歩行者イラスト|接地感と重心移動の描き方
歩行中の人物を見下ろす場合、最大の落とし穴は「両足の接地面と影」のズレです。見下ろし構図では、前脚と後脚の接地位置に明確な高低差が生じます。画面奥にある脚の足裏は画面上方に位置し、手前の脚は画面下方に接地します。この足元の位置関係と、地面に落ちる影のパースを消失点へ向かって統一させなければ、キャラクターは空間から切り離され、空中を漂っているかのように見えてしまいます。
2. 上から見た座っている人イラスト|段差構造と大腿部のパース処理
椅子やカフェのテラス席に座っているシチュエーションでは、人体の折れ曲がり構造を把握することが不可欠です。座面に対して骨盤がどう接地しているか、大腿部(太もも)の上面がどの程度カメラに向かってせり出しているかを意識します。角度が急になるほど大腿部は短縮され、膝頭が手前に大きく迫り出します。膝下(すね)は座面から垂直に下へ落ちるため、膝関節によってふくらはぎの大部分が隠れるレイヤー構造を作ることが、説得力ある描写の秘訣です。