富士山御殿場口新五合目の真実!2026年最新の混雑と登山の落とし穴

富士山御殿場口新五合目の真実!2026年最新の混雑と登山の落とし穴の基本情報から最新動向までを一挙に解説しました。

富士山の夏山シーズン(例年7月上旬〜9月上旬)において、吉田口(山梨県側)、富士宮口、須走口(ともに静岡県側)では自然環境保全と渋滞緩和を目的としたマイカー規制が敷かれます。その結果、一般車両は山麓の指定駐車場に車を止め、有料シャトルバスへの乗り換えを余儀なくされます。ところが、静岡県道23号(御殿場富士公園線)の終点に位置する富士山御殿場口新五合目は、シーズン中を通じて原則としてマイカー規制が実施されていません。

自家用車で標高1,440mの登山口まで直接乗り入れられる利便性と、約500台分(新五合目周辺および太郎坊洞口などを含む)の無料駐車場が整備されている点は、ドライバーやファミリー層にとって極めて魅力的な要素です。しかし、この「手軽さ」こそが混雑の引き金となっています。

報道各社の現地取材や道路交通データによると、7月中旬から8月中旬の週末、お盆休み、好天が予想される週末の未明には、午前3時〜4時の段階で新五合目直近のメイン駐車場が満車になるケースが頻発しています。メイン駐車場が埋まると、下方の未舗装エリアや太郎坊周辺へ誘導されるため、登山口まで急な上り坂を15分以上歩く事態に陥ります。

公共交通機関を利用する場合、JR御殿場駅から運行される登山バス時刻表の事前確認が欠かせません。夏山期間中は富士急モビリティによる路線バスが1日数往復運行されていますが、最終便の繰り上げや天候急変によるダイヤ乱れが発生しやすいため、下山時の接続時間には十分な余裕を持つ必要があります。

また、前夜から現地入りする車中泊の利用者が年々増加していますが、御殿場口新五合目は富士箱根伊豆国立公園の特別保護地区・特別地域に隣接しています。駐車場でのテント設営や火気の使用、調理行為は厳格に禁止されており、あくまで「仮眠・休憩」に留めるのが鉄則です。新五合目は下界に比べて気温が約10℃低く、真夏の夜間でも12℃〜15℃前後まで冷え込むため、車中泊を検討する場合は十分な防寒具と寝具が必須となります。

山下 哲也

山下 哲也

自動車・モビリティライター

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。

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