ワインに氷は邪道?かち割りワインが今選ばれる理由と極上レシピ

ワインに氷は邪道?かち割りワインが今選ばれる理由と極上レシピについての最新情報をご紹介します。

すべてのワインがかち割りに適しているわけではありません。温度が急激に下がると、人間の舌は「渋み(タンニン)」を強く感じ、「甘み」と「香り」を感じにくくなる性質があるためです。かち割りワインにおける赤と白の違いや、スパークリングの特性を把握しておくことが失敗しない銘柄選びの鍵となります。

赤ワインを選ぶ際は、渋みの強いフルボディ(高級ボルドーなど)を避け、果実味が豊かでジューシーなミディアムボディや甘口タイプを選びます。その代表格であり、日本の家飲み文化を支え続ける金字塔がサントリーの赤玉スイートワインです。ブドウの自然な甘みとコクが凝縮されており、氷で冷やしてもしっかりとした骨格が崩れません。チリ産やオーストラリア産のカベルネ・ソーヴィニヨンやシラーズなど、1,000円前後の濃厚系デイリーワインも抜群の相性を誇ります。

白ワインの場合は、柑橘系のキリッとした酸味が特徴のソーヴィニヨン・ブランや、フルーティーなリースリングが最適です。また、近年急速にシェアを伸ばしているのがかち割りスパークリングワインです。大手シャンパーニュメゾンが氷を入れる前提でドサージュ(糖分添加)を多めに設計した氷専用銘柄(モエ・エ・シャンドン アイス アンペリアルの系統)や、スペインの辛口カヴァに大粒の氷を浮かべるスタイルは、弾ける炭酸とともに爽快な喉越しを約束してくれます。

田中 結衣

田中 結衣

デジタルマーケティングコンサルタント

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

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