数の子の塩抜きで真水はなぜNg?苦い失敗を防ぐ黄金比と時短裏ワザ
数の子の塩抜きで真水はなぜNg?苦い失敗を防ぐ黄金比と時短裏ワザについて徹底解説いたします。専門家の見解をご確認ください。
Q1:塩抜きをしすぎて完全に味がなくなり、水っぽくなってしまった場合はどう立て直せばいいですか?
A1:一度抜けてしまった旨味を完全に戻すことはできませんが、リカバリーは可能です。水1リットルに対して小さじ2(約10g、濃度1%前後)の少し濃いめの塩水を作り、そこに水っぽくなった数の子を1〜2時間浸けてください。浸透圧の作用で内部の余分な水分が排出され、魚卵に適度な締まりと塩気が戻ります。水気をしっかり拭き取ってから、通常よりやや濃いめの出汁醤油に漬け直してください。
Q2:表面の薄皮を剥かないまま味付け液に漬けてしまうとどうなりますか?
A2:食べられないわけではありませんが、調味液が内部まで均一に浸透せず、味がぼやけてしまいます。また、薄皮は口の中に筋っぽく残り、特有のプチプチ・ポリポリとした心地よい食感を大幅に阻害します。見た目にも濁りや黒ずみが残るため、おもてなしやおせちとして供する場合は必ず丁寧に取り除くことを強くおすすめします。
Q3:塩抜きが急ぎのとき、お湯の温度は何度まで上げて大丈夫ですか?
A3:上限は40℃(お風呂の温度程度)までです。42℃を超えると魚卵のタンパク質が白濁して変性し始め、50℃以上になると完全に煮えてボソボソになってしまいます。時短を行う際は必ず調理用温度計を使うか、手を入れて「ぬるい」と感じる心地よい温度を厳守してください。