猛暑を凌ぐ塩分チャージの罠!専門家が明かす正しい摂取法と対策
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多くの人が陥りがちな罠が、「水分さえ摂っていれば大丈夫」という思い込みである。大量に汗をかいた状態で水だけをガブ飲みすると、血液中のナトリウム濃度が急激に低下する「自発的脱水」や「低ナトリウム血症」を引き起こす危険性がある。これは頭痛やめまい、重症化すると吐き気や意識障害を伴うもので、熱中症と同様に命に関わる病態だ。
病院の現場で治療にあたる救急科専門医も、水分の大量摂取による低ナトリウム血症で救急搬送されるケースに対して警鐘を鳴らす。一方で、熱中症を恐れるあまり、汗をほとんどかいていない空調の効いた室内で過剰に塩分タブレットを口にし続ける行為も非常に危険だ。過剰な塩分摂取は高血圧や腎臓への負担を招く。日常的なリスク管理を重視する予防医学の観点からも、自身の活動量や発汗量に応じた「引き算」と「足し算」の適切な見極めが強く求められている。