カロリーゼロ飲料は体に悪い?「逆に太る」噂の真相と健康リスク
カロリーゼロ飲料は体に悪い?「逆に太る」噂の真相と健康リスクについて押さえておきたい 理由を分かりやすく解説いたします。
「カロリーがないのに太るはずがない」と考えるのが自然ですが、近年の肥満研究ではカロリーゼロ飲料が肥満を招くメカニズムが次々と解明されています。その最大の引き金となるのが、脳の「報酬系」と実際のエネルギー摂取との間に生じるギャップです。
人間は甘味を感じると、脳内でドーパミンが分泌されて快感を得ると同時に、エネルギー源である糖分が体に入ってくると予測します。ところが、人工甘味料を使ったゼロカロリー飲料では、強い甘味の刺激だけが届き、血糖値(グルコース)が上昇しません。この「甘味とエネルギーの不一致」に脳が混乱を起こし、脳がエネルギー不足と勘違いして、後からより強い糖質欲求や食欲を暴走させるのです。
さらに、砂糖の数百倍もの甘味に舌が慣れてしまうと、自然な甘みを持つ果物や野菜では満足できなくなる「味覚の鈍麻」が起こります。結果として、普段の食事で味の濃いものや糖質過多な食品を無意識に選んでしまい、トータルの摂取カロリーが増加してしまうケースが目立ちます。