ヒルザキツキミソウは植えてはいけない?繁殖力の真相と正しい育て方
ヒルザキツキミソウは植えてはいけない?繁殖力の真相と正しい育て方について重要なポイントを解説いたします。最新の情報をご覧ください。
すでに庭の広範囲に広がってしまったヒルザキツキミソウを完全に根絶するには、植物ホルモンと地下茎の生理的メカニズムを踏まえた計画的なアプローチが不可欠です。中途半端な草むしりは増殖を加速させるため、以下の2つの手法のいずれかを徹底してください。
1. 物理的掘り起こしによる完全除去
農薬を使わずに駆除する場合、スコップを用いて深さ30cm以上の土壌を丸ごと掘り起こし、網目状に張り巡らされた地下茎を一筋残らず手作業でふるい分ける必要があります。乾燥させれば枯死するため、掘り上げた根茎はビニール袋に密閉して可燃ごみとして処分するか、炎天下で完全に天日干しして炭化・乾燥させてください。
2. 浸透移行型除草剤の計画的散布
面積が広大で手作業での掘り起こしが不可能な場合は、葉から吸収されて根端まで枯らす「グリホサート系浸透移行型除草剤」のピンポイント施用が最も確実です。
散布の黄金期は、光合成が最も活発になり養分を地下茎へと蓄え始める「開花直前の5月」または「秋の休眠移行期(9〜10月)」です。他の草花への飛散を防ぐため、ハケを用いて原液〜規定希釈液をヒルザキツキミソウの葉面に直接塗布する「筆塗り法」が極めて有効な対策となります。