カイズカイブキ剪定で枯れる原因と杉葉対策|小さくする手順と時期
カイズカイブキ剪定で枯れる原因と杉葉対策|小さくする手順と時期の重要ポイントをご紹介します。専門的な知識がチェックできます。
美しい外観を長年維持している生垣と、内部が茶色くスカスカになってしまった生垣の違いは、「内部への日照管理」にあります。日当たりを確保するためのカイズカイブキの透かし剪定のやり方と、表面を整える作業の使い分けが生命線となります。
住宅街の目隠しとして多用されるカイズカイブキの生垣の手入れ方法では、外側だけを機械的に整えるのではなく、以下の3ステップを確実に踏む必要があります。
ステップ1:内側の枯れ葉・枯れ枝の徹底清掃
カイズカイブキは内部に光が届かなくなると、内側の小枝が自然に枯れ込んで茶色いゴミとなって堆積します。まずは軍手をはめた手で内部を優しく揺すり、溜まった枯れ葉を払い落とします。これを放置すると風通しが悪化し、病害虫(ハダニ等)の温床になります。
ステップ2:混み合った枝の透かし剪定
外側を覆う密生した枝の中から、太くなりすぎた枝や内側に向かって伸びる不要枝を剪定鋏で根元から間引きます。木の内側に木漏れ日が差し込む程度まで枝数を減らすことで、内側の小枝に光が当たり、フトコロ(幹に近い部分)からの葉落ちを防ぐことができます。
ステップ3:外郭の軽微な刈り込み調整
生垣のアウトラインを揃える際、カイズカイブキの刈り込みにバリカン(ヘッジトリマー)を使用する場合は注意が必要です。バリカンで深刈りすると葉先が切り刻まれて断面が茶色く変色し、前述の杉葉を誘発します。バリカンは表面の飛び出た新芽を撫でる程度に留め、基本は剪定鋏や植木鋏を用いた手作業で形を整えるのがプロの基本技術です。