三銃士とは?なぜ4人いるのか謎の真相と名作の歴史を徹底解説
三銃士とは?なぜ4人いるのか謎の真相と名作の歴史を徹底解説について見逃せない 理由を分かりやすく解説いたします。
一般に広く浸透している疑問が、「なぜ3人組のはずなのにダルタニアンが加わって4人いるのか」という点です。結論から述べると、物語の冒頭時点で正式な銃士であるのが「アトス」「ポルトス」「アラミス」の3人だけであり、主人公ダルタニアンは銃士隊の入隊資格すら持たない一介の志願者に過ぎなかったというのが真相です。
物語の原題は『Les Trois Mousquetaires(三銃士)』。作品の骨組みは、ガスコーニュ地方の貧乏貴族の青年ダルタニアンが、パリに出て「憧れの国王銃士隊」の仲間入りを果たすまでの冒険譚として構築されています。物語序盤における彼らの出会いは、友情どころか命のやり取りから始まりました。
血気盛んなダルタニアンはパリに到着した初日、偶然のアクシデントが重なり、アトス、ポルトス、アラミスの3人それぞれと別々に決闘の約束を交わしてしまいます。同じ日の正午、午後1時、午後2時に同じ修道院裏で決闘を行うことになった4人でしたが、いざ対峙した瞬間、銃士隊と激しく対立していた「リシュリュー枢機卿の親衛隊」が不法な決闘を取り締まるために乱入してきます。共通の敵を前にした4人は即座に共闘を選択。ダルタニアンが目覚ましい剣技を発揮して銃士隊の危機を救ったことで、3人は彼を無二の戦友として迎え入れることになります。
ダルタニアンが数々の危険な任務(王妃のダイヤモンドの首飾り奪還など)を成し遂げ、ルイ13世から正式に国王銃士隊員への任官を認められるのは、物語の中盤以降のことです。つまり、作品のタイトルは「主人公が出会った伝説的な3人の先輩銃士たち」を指しており、彼ら3人に主人公が加わることで不滅の「4人組(カルテット)」が完成するというプロット構造が採られています。