筋肉量50Kgはどれだけ凄い?男女の平均値や見た目・骨格筋量の真実
筋肉量50Kgはどれだけ凄い?男女の平均値や見た目・骨格筋量の真実についての真相をお届けします。
体組成の数値を読み解く上で、最も多くの人が罠に陥るのが「骨格筋量」と「筋肉量」の混同です。この2つは似て非なる概念であり、数値を比較する際には明確に区別しなければなりません。
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体組成計メーカー大手のタニタなどが採用する一般的な「筋肉量」の定義には、体を動かす骨格筋だけでなく、心臓などの心筋、胃腸などの平滑筋、さらにはそれらに含まれる水分量までが含まれます。これに対し、高精度体組成計InBodyで測定される「骨格筋量(SMM)」は、自らの意思で動かせる骨格筋組織そのものの重量を抽出した数値です。
この定義の違いが、測定値に以下のような大きなギャップを生み出します。
- 家庭用体組成計(タニタ等)の「筋肉量」:骨格筋 + 平滑筋・心筋 + 水分。体重70kgの成人男性なら45〜52kg程度が標準〜やや多い範囲。
- InBodyの「骨格筋量」:骨格筋のみを抽出。体重70kgの成人男性なら28〜33kg程度が標準範囲。
もしInBodyの測定結果用紙を見て「骨格筋量が50kg」と表記されていた場合、それは体重90kg〜100kgを超えるトップクラスのヘビー級ボディビルダーやプロラグビー選手レベルを意味します。家庭用体組成計で「筋肉量50kg」と出た数値を、InBodyの骨格筋量評価基準とそのまま照らし合わせて「自分はプロアスリート並みだ」と勘違いしないよう注意が必要です。測定機器ごとのアルゴリズムと測定対象を正しく理解することが、正確なボディメイクの第一歩となります。