実は3割が誤用?「のべつまくなし」の本当の意味と手当たり次第との違い
実は3割が誤用?「のべつまくなし」の本当の意味と手当たり次第との違いの詳細について、分かりやすい解説を詳しくお届けします。
言葉の使われ方は時代とともに変化しますが、「のべつまくなし」は特に意味の取り違えが起きやすい代表格です。文化庁が過去に実施した「国語に関する世論調査」のデータでも、本来の意味である「ひっきりなしに(続くさま)」と答えた人が約6割にとどまる一方、「手当たり次第に(何でもかんでも)」と誤認している人が約3割に達するという結果が出ています。
なぜこのような混同が起きるのでしょうか。その背景には、「のべつ」という響きが「延々と何にでも手を広げる」といった雑多な行動のイメージと結びつきやすい点が挙げられます。しかし、本来この言葉が指し示しているのは「対象の選び方」ではなく、あくまで「時間的な継続性・途切れのなさ」です。「手当たり次第に電話をかける」という意味で「のべつまくなしに電話する」と表現するのは誤用にあたるため、注意が必要となります。