曹洞宗とは?道元の只管打坐と永平寺の歴史、臨済宗との違いを解説
曹洞宗とは?道元の只管打坐と永平寺の歴史、臨済宗との違いを解説の真相や最新動向に迫る! わかりやすい言葉でご紹介しています。
同じ禅宗に分類される臨済宗と曹洞宗は、古くから「臨済の将軍、曹洞の農民」と対比されてきた。武家社会を中心に広がった臨済宗に対し、地方の庶民や農村の暮らしに深く根を下ろした曹洞宗の歩みを端的に表した言葉だ。
両者の違いは、坐禅に対するアプローチにも明白にあらわれている。臨済宗が「公案」と呼ばれる問いや言語的な謎を師から与えられ、格闘の末に悟りを目指す「看話禅(かんなぜん)」をとるのに対し、曹洞宗は言葉や問いを介さず静かに坐り続ける「黙照禅(もくしょうぜん)」を貫く。論理や言葉による思考を脱ぎ捨て、沈黙の中で自らの内面を照らし出すのが曹洞宗の流儀である。