小学生が安全に痩せる方法とは?成長期に身長を伸ばし引き締める新常識
小学生が安全に痩せる方法とは?成長期に身長を伸ばし引き締める新常識の真相について、最新情報を取りまとめてご紹介します。
大人のダイエットであれば摂取カロリーを消費カロリー以下に抑える「アンダーカロリー」が基本ですが、成長期の子どもにこれを当てはめるのは根本的な間違いです。日本小児内分泌学会や日本小児科学会の指針でも、明らかな高度肥満症(治療を要する合併症がある場合)を除き、成長期の食事制限は厳禁とされています。
骨の伸長や内臓の発達、二次性徴に伴うホルモン分泌には膨大なエネルギーとタンパク質、ミネラルが必要です。この時期に糖質制限や極端なカロリーカットを行うと、身長の伸びが止まるだけでなく、骨密度が著しく低下して骨粗鬆症予備軍になってしまいます。さらに、脳の主要なエネルギー源であるブドウ糖が不足することで、集中力の低下や学力不振、情緒不安定を招くリスクも現場の医師から指摘されています。
子どもの体型を評価する際は、大人のBMIではなくローレル指数(学童期の体格判定指標)や、文部科学省の学校保健統計調査に基づく「性別・年齢別・身長別標準体重」から算出する肥満度(%)を用います。
【ローレル指数の計算式】
ローレル指数 = 体重(kg) ÷ [身長(m)]³ × 10
(例:身長130cm、体重32kgの場合 = 32 ÷ (1.3 × 1.3 × 1.3) × 10 ≒ 145.6)