小林古径記念美術館の魅力とは?旧邸の建築美と名作鑑賞の完全ガイド
小林古径記念美術館の魅力とは?旧邸の建築美と名作鑑賞の完全ガイドについて重要なポイントを解説いたします。最新の情報をお届けします。
日本美術院の中心画家として近代日本画の発展を牽引した小林古径は、上越市(旧高田町)に生まれました。古径芸術の真髄は、極限まで無駄を削ぎ落とした「清らかな線」と、古典の格調高い美を現代感覚で昇華させた「新古典主義」にあります。
古径の代表作として名高い名画『髪』(東京国立博物館所蔵/重要文化財)に代表されるように、張りつめた緊張感の中に漂う艶やかさと端正な気品は、他の追随を許しません。上越市の小林古径記念美術館では、古径の初期から晩年に至る本画、緻密な筆致がうかがえるスケッチ、さらには制作の息遣いを伝える下絵や書簡類など、約1,300点に及ぶ貴重なコレクションを収蔵・順次公開しています。
展示室は作品の繊細な色彩と質感を損なわないよう設計された最新の照明・展示ケースが採用されており、静謐な空気の中でじっくりと古径の美の源泉に対峙できます。