大相撲の四股名とは?由来と改名ルール・伝統の真相を徹底解剖
大相撲の四股名とは?由来と改名ルール・伝統の真相を徹底解剖の基礎知識と応用に迫る! 専門的な視点でご紹介しています。
相撲部屋には代々受け継がれてきた「看板となる漢字」が存在します。番付表を見れば、その力士がどの名門の系譜を引いているのかが一目で判別できます。
- 九重部屋の「千代」:千代の山、千代の富士の2大横綱から連綿と続く伝統(千代大海、千代翔馬など)。
- 佐渡ヶ嶽部屋の「琴」:初代若乃花と並び称された名横綱・琴櫻に由来(琴欧洲、琴奨菊、琴櫻=元・琴ノ若など)。
- 出羽海部屋の「海」:日本海や出羽の自然にちなみ、多くの名力士に冠される(出羽の花、海乃山、御嶽海など)。
- 伊勢ヶ濱部屋の「富士」:横綱・旭富士(現親方)の流れを汲む(日馬富士、照ノ富士、熱海富士、翠富士など)。
- 高砂部屋の「朝」:明治の大横綱・初代朝潮から続く名門の象徴(朝潮、朝青龍、朝乃山など)。
- 春日野部屋の「栃」:栃木県出身の名横綱・栃錦にちなむ伝統字(栃東、栃煌山、栃ノ心など)。
歴代横綱の四股名を振り返ると、千代の富士、貴乃花、白鵬、照ノ富士のように、部屋の伝統漢字と力強さ・気品を兼ね備えた名が燦然と輝いています。親方の現役名から一文字を譲り受ける「一文字継承」は、師弟間の深い信頼と期待の証に他なりません。