「坊主丸儲け」は嘘か本当か?宗教法人の税金と住職年収のリアル
「坊主丸儲け」は嘘か本当か?宗教法人の税金と住職年収のリアルについての真相をご紹介します。
Q1:お布施の金額に定価がなく「お気持ちで」と言われるのはなぜですか?
A1:お布施はサービスへの対価(商品代金)ではなく、仏教の教えに基づく「喜捨(修行としての寄付)」という宗教的意味合いを持つためです。定価を設定すると売買契約とみなされ、法的な宗教行為の本質から外れてしまうためですが、近年はトラブル防止のため「目安表」を提示する寺院も増えています。
Q2:住職が高級車に乗っているのを見かけますが、あれはお布施で買っているのですか?
A2:宗教法人の資金を住職が私物化して高級車を購入することは税務上認められず、役員賞与として重加算税の対象になります。高級車を所有している住職の多くは、都市部で大規模な霊園や賃貸不動産などの収益事業を成功させて多額の役員報酬(給料)を得ているか、住職個人が兼業(医師、大学教授、会社役員など)で稼いだ個人所得で購入しています。
Q3:墓じまいをしたいのですが、高額な離檀料を請求されたら払う義務はありますか?
A3:法的な支払義務はありません。離檀料は本来、長年お世話になったお寺に対する感謝の気持ちとして包むお布施の一種であり、過去の裁判例でも寺院側の一方的な高額請求は無効と判断されています。相場は一般的な法要1〜3回分(数万円〜20万円程度)とされており、折り合いがつかない場合は弁護士や自治体の専門窓口に相談することが推奨されます。