「寝るのが好き」は怠けか心身のSosか?深層心理と病気の境界線
「寝るのが好き」は怠けか心身のSosか?深層心理と病気の境界線について見逃せない 理由を分かりやすい構成で解説いたします。
「寝るのが好き」は怠けか心身のSosか?深層心理と病気の境界線についての真相をお届けします。
「よく眠る」という現象一つをとっても、体質的に長時間の睡眠を必要とするケースから、医療的介入が必要な疾患まで状態は様々です。自らの状態を客観的に把握するために、主要な睡眠パターンと特徴を整理しました。
睡眠のタイプ詳細・数値データ一般的な基準・相場編集部の見解・評価体質性ロングスリーパー1日9〜10時間以上の睡眠が必要。人口の約1〜2%程度に存在。成人の平均睡眠時間(6〜8時間)を大幅に超えるが、覚醒時の活動性は極めて正常。生まれつきの遺伝的生理特性。十分な睡眠時間を確保できれば日中の眠気や倦怠感はなく、健康上の問題はない。慢性的な睡眠負債平日の睡眠不足(毎日1〜2時間不足)が蓄積。休日に+3時間以上の寝坊が発生。OECD調査で日本人の平均睡眠時間は7時間22分と加盟国中最短レベル。生活習慣に起因する疲弊状態。週末の過剰睡眠で補おうとするが根本解決にならず、認知機能低下を招く。中枢性過眠症
(特発性過眠症等)夜間10時間以上眠っても日中に強烈な眠気が持続。起床困難(睡眠酩酊)を伴う。発症頻度は数千人に1人。若年期(10代〜20代)に発症することが多い。脳の覚醒維持機能の障害。本人の意志では抵抗できない居眠りが発生するため、専門医による薬物療法が必須。メンタル疾患・自律神経不調
(非定型うつ病など)過眠(1日10時間以上)に加え、過食、気分の波、身体の重だるさ(鉛様麻痺)が出現。20〜30代の若年女性に比較的多く見られ、従来のうつ病(不眠型)とは症状が異なる。心身の防衛反応としての過眠。放置すると社会生活に支障をきたすため、心療内科や精神科での早期治療が推奨される。
先天的なロングスリーパーの特徴は、「必要な時間さえ眠れば、日中は頭が冴え渡り極めて快活に活動できる」点にあります。これに対し、どれだけ寝ても頭が重く、常に疲労感がつきまとう場合は、後述する生活習慣の歪みか、精神・神経系の疾患が疑われます。