自分のことが好きな人の心理とは?ナルシストとの違いと愛される理由

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「自分のことが好きな人」を目にしたとき、私たちが心地よい安心感を抱く理由はどこにあるのでしょうか。心理カウンセラーの浅野寿和氏が解説するように、自らを肯定できている人の最大の特徴は「普段からいい気分でいる時間が多い」という極めてシンプルな事実に集約されます。機嫌の良さを他人に依存せず、自分で自分の情緒を安定させられるため、その人の周囲には穏やかで安全な空気が流れます。

ここで混同されやすいのが「ナルシスト」との差異です。精神医学や臨床心理学の知見では、自己肯定感が高い人と自己愛性パーソナリティ傾向が強い人の間には、自尊心を支える仕組みに根本的な断絶があると指摘されています。

健全に自分を好んでいる人は、自らの長所だけでなく、失敗や短所も含めて肯定する「自己受容」ができています。いわば「内蔵型の自家発電バッテリー」を持っているため、他者を攻撃したり見下したりして自尊心を満たす必要がありません。一方、一般にナルシストと呼ばれる層は、自己肯定感が高いのではなく、むしろ「傷つきやすい脆弱な自尊心」を抱えています。他者からの賞賛や優越感という「外付けの燃料」を常に周囲から奪い取らなければ精神の均衡を保てないため、過度な自慢や他責思考に陥りがちです。

鈴木 陽菜

鈴木 陽菜

テックライター兼ウェブディレクター

暮らしを豊かにする便利アイテムや時短アイデアを中心に、実用的な情報をお届けします。

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