なぜ飛行機は飛ぶのか?数百トンが浮く真相と教科書の誤解を徹底解明

なぜ飛行機は飛ぶのか?数百トンが浮く真相と教科書の誤解を徹底解明の真相や最新動向に迫る! わかりやすい言葉でご紹介しています。

世界中の空を飛び交うボーイング777-300ERの最大離陸重量は約351トン、世界最大の総2階建て旅客機エアバスA380に至っては560トンを超えます。新幹線1編成や重機が何台も空中に静止しているのと同義のこの重量を支える力、それこそが「揚力(Lift)」です。

航空機が空を飛行する際、機体には相互にせめぎ合う4つの力が働いています。エンジンが前進させる力である「推力」、前進を妨げる空気抵抗である「抗力」、地球の中心へ引っ張る「重力」、そして重力に真っ向から拮抗して機体を上空へ押し上げる「揚力」です。

飛行機が飛ぶ理由の出発点は、ジェットエンジンの推進力によって時速約250〜290kmに達する離陸滑走を行うことにあります。飛行機は単体で浮き上がる気球やヘリコプターとは異なり、猛烈なスピードで前進することによって初めて、主翼の表面に莫大な量の空気流(対気速度)を衝突させます。この対気速度を翼が巧みに下方向へと屈折させることで、浮き上がるエネルギーへと変換しているのが飛行機が浮く理由と真相です。これは航空力学の基礎知識における最も重要な原則であり、推進力なくして翼単独で揚力を生み出すことはできません。

山本 拓海

山本 拓海

ヘルス&ウェルネスアドバイザー

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。

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