【眼科医が警告】逆立ちで眼圧が2倍に?緑内障リスクと正しい対策を徹底解説

【眼科医が警告】逆立ちで眼圧が2倍に?緑内障リスクと正しい対策を徹底解説の基礎知識と応用に迫る! 専門的な視点でご紹介しています。

Q1:ヨガのヘッドスタンド(頭立ちのポーズ)を毎日行っていますが、緑内障になりますか?
A1:ヘッドスタンドを行ったことだけで健常者が必ず緑内障を発症するわけではありません。ただし、ポーズ中に眼圧が20mmHg以上上昇することは医学的に実証されています。潜在的な視神経の弱さがある場合、毎日の長時間の保持が視野欠損の引き金や悪化要因になる危険性があります。40歳以上の方や強度近視の方は、眼科で定期的な眼底・視野検査を受けることを強く推奨します。

Q2:逆立ちをした後に目が充血するのは、眼圧が上がったサインですか?
A2:はい、頭部に強い静脈圧がかかり、結膜の毛細血管がうっ血・拡張しているサインです。一時的な充血であれば姿勢を戻すことで徐々に引いていきますが、眼球内部でも同様に強い圧力変動が起きていたことを示しています。充血とともに目の奥の重い痛みや見えにくさを感じる場合は、直ちに運動を中止してください。

Q3:逆立ちをやめたら、上がった眼圧はどれくらいの時間で元に戻りますか?
A3:健常な眼球であれば、頭部を上げて元の座位や立位に戻った直後から眼圧は急激に低下し、数十秒から数分程度で平常値(10〜21mmHg)に復帰します。ただし、房水の排出経路が狭い「狭隅角」の眼では、正常値に戻るまでに時間がかかったり、隅角が塞がれて眼圧が下がらない発作状態に陥ったりすることがあります。

Q4:ぶら下がり健康器(インバージョンテーブル)で逆さ吊りになる運動は目に悪いですか?
A4:腰椎の牽引などに用いられる完全逆さ吊りの器具は、頭部が真下を向くため通常の逆立ちと同等以上の眼圧上昇(30mmHg超)を招きます。腰痛改善には役立つ一方、眼圧や血圧への負荷は極めて大きいため、眼科的・心血管的なリスクがある方は使用を控えるか、傾斜角度を浅く設定する必要があります。

伊藤 翔太

伊藤 翔太

フード&トラベルライター

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest