危険物の指定数量を超えるとどうなる?一覧表と倍数計算・罰則を徹底解説

危険物の指定数量を超えるとどうなる?一覧表と倍数計算・罰則を徹底解説について徹底解説いたします。専門家の見解をお届けします。

消防法の許可を受けずに指定数量以上の危険物を貯蔵・取扱う行為は「無許可貯蔵・取扱」に該当し、極めて重いペナルティが科されます。

消防法第10条違反に対する罰則として、個人には「3年以下の懲役または300万円以下の罰金」、法人には「最高1億円の罰金」が科される可能性があります。また、消防機関から緊急使用停止命令や措置命令が下され、是正されるまで事業活動の一時停止を余儀なくされるケースも珍しくありません。

実際の違反事例として多いのが、以下のようなシチュエーションです。

  • 通販やDIYの買いだめ: ガソリン携行缶(20L)を10缶以上ガレージにストックし、合計200L(第1石油類の指定数量)を超過していた。
  • 工場・作業場での溶剤混載: アセトンやシンナー、塗料などを別々の名目で発注し、同一作業スペースに置いた結果、合算倍数が1.0を超えていた。
  • 消毒用アルコールの過剰在庫: 濃度60重量%以上のエタノール(指定数量400L)を事業所バックヤードに大量保管し、少量危険物の届出や消防設備の設置を怠っていた。
中川 明日香

中川 明日香

ビジネス戦略アナリスト

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest