ヤモリのオスメス見分け方完全版!尻尾の膨らみと前肛孔で一発判別
ヤモリのオスメス見分け方完全版!尻尾の膨らみと前肛孔で一発判別の注目されている理由をコンパクトにまとめました。最新トレンドを一目で把握できます。
爬虫類のなかでもヤモリ科の生殖器構造は非常に機能的であり、成体であれば腹面を一度確認するだけで確実な判別が下せます。ニホンヤモリのオスメス見分け方において、初心者が最初に着目すべきは総排泄孔から尾の基部にかけてのシルエットです。
オスの体内には「ヘミペニス」と呼ばれる2つに分かれた交尾器が格納されています。この器官は平常時には反転して尾の基部に収まっているため、ヤモリの尻尾の付け根の膨らみが左右対称にポコッと2箇所盛り上がって見えます。一方、メスにはこの器官が存在しないため、総排泄孔から尾の先に向かって滑らかなストレート、もしくはごく自然な細まりを見せるのが特徴です。この形態差はヤモリのオスメス写真比較や図解資料でも明確に確認できる最もわかりやすい指標です。
さらに決定的な確証を得るための指標が、後肢の付け根の間、総排泄孔のわずかに頭側に位置する「前肛孔(ぜんこうこう)」の有無です。オスには皮脂やフェロモンを分泌するための小さな小孔が横一列に6〜8個程度(個体差により変動)くっきりと窪んで並びます。成体オスはこの分泌物を壁面や流木に擦り付けることで縄張りを主張します。対してメスにはこの孔がまったく存在しないか、痕跡程度の浅い鱗の窪み(疑似前肛孔)が見られる程度で、機能的な小孔として開口することはありません。
この「尾根部の膨らみ」と「前肛孔の開口」の2点が揃っていれば、オスである確率はほぼ100%と断定できます。なお、ペットとしてポピュラーなヒョウモントカゲモドキのオスメス見分け方でも全く同じ解剖学的構造が適用されます。レオパの場合はニホンヤモリよりも体が大きいため、前肛孔が「V字状」に深く明瞭に並び、さらに初心者でも判別が容易になります。