バイタルサイン正常値一覧表|年齢別の基準値と危険な兆候の見極め方
バイタルサイン正常値一覧表|年齢別の基準値と危険な兆候の見極め方の総合ガイドを解説します。最新トレンドが満載です。
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医療や介護の現場で生命兆候を客観的に評価する際、基軸となるのがバイタルサインの4項目(体温・脈拍・血圧・呼吸)です。これに近年、パルスオキシメーターで計測される動脈血酸素飽和度(SpO2)と意識レベルを加えた6指標が、患者の全身状態を把握する標準プロトコルとして運用されています。
安静時における脈拍数の正常値(成人)は1分間あたり60〜100回と定義されます。これが50回未満であれば徐脈、100回を超えれば頻脈と判断され、不整脈や脱水、貧血、心疾患の可能性が疑われます。また、見落とされがちな指標である呼吸数の正常値(成人)は1分間に12〜20回であり、25回を超えるような頻呼吸は、敗血症や代謝性アシドーシスなど重篤な全身異常を早期に察知する最も感度の高い指標として臨床で注視されています。
さらに体温の正常範囲(平熱)は概ね36.0〜37.0℃とされ、日本感染症学会等の報告でも脇下測定における37.5℃以上を発熱の境界線と置くのが一般的です。SpO2の基準値・正常値は室内気で96〜99%であり、93%を下回る場合は呼吸不全の兆候として速やかな酸素投与や受診要否の判断が求められます。
項目詳細・数値データ一般的な基準・相場編集部の見解・評価体温(腋窩)36.0〜37.0℃(平熱)
37.5℃以上で発熱日本人の平均は約36.6℃
日内変動で夕方に約0.5℃上昇単発の数値ではなく、個人の平熱からの乖離幅(+1.0℃以上)で判断することが不可欠。脈拍(心拍数)60〜100回/分(整脈)
<50回:徐脈 / >100回:頻脈成人の安静時平均は65〜75回/分
運動選手では50回未満も存在リズムの乱れ(結滞)や拍動の強弱を同時に触知し、心房細動の兆候を見逃さない配慮が必要。呼吸数12〜20回/分(規則的)
<10回:徐呼吸 / >24回:頻呼吸健康成人は15回/分前後
自覚症状のない変化が多い最も急変を早期警告するパラメータ。意識させると呼吸が変わるため、脈拍測定を装って数えるのが定石。血圧(収縮期/拡張期)収縮期 100〜119 mmHg
拡張期 60〜79 mmHg診察室基準:140/90 mmHg未満
家庭基準:135/85 mmHg未満収縮期90mmHg未満はショックを疑う警戒水準。年齢による血管弾性の差を考慮して評価する。SpO2(酸素飽和度)96〜99%(室内気・大気圧)
<93%:呼吸不全警告健常者では97%以上が標準
COPD等の慢性肺疾患は90〜92%目標末梢冷感やマニキュア、低血圧で波形が乱れると測定値が偽低値を示すため、脈波同期の確認が必須。