接線と弦の作る角の公式と証明|直角や鈍角の罠と一瞬で見抜く解法
今注目を集めている 接線と弦の作る角の公式と証明|直角や鈍角の罠と一瞬で見抜く解法について、主要な情報をご紹介しています。
インプットした知識を即座に得点力へ昇華させるため、厳選した接線と弦の作る角 練習問題に挑戦してみましょう。
【問題】
円Oの円周上に3点A, B, Cがあり、点Aにおける円Oの接線を直線lとする。直線l上に点Aとは異なる点Tをとる。弦ABと接線ATのなす角が∠BAT=58°であり、点Cは角BATの内部の弧AB上ではなく、長い方の弧AB上にある。四角形ABCDが円Oに内接しており、∠ADC=115°であるとき、∠BACの大きさを求めよ。
【ステップ解説】
ステップ1(接弦定理の発動):
接線ATと弦ABが作る角∠BATは58°です。この角の内部にある弧は弧ABです。したがって、弧ABに対する円周角∠ACBに注目します。接線と弦の作る角の定理により、直ちに以下が確定します。
・∠ACB=∠BAT=58°
ステップ2(円に内接する四角形の性質の活用):
四角形ABCDは円Oに内接しています。円に内接する四角形の対角の和は180°であるため、∠ADC=115°の向かい側にある角∠ABCは次のように計算できます。
・∠ABC=180°-∠ADC=180°-115°=65°
ステップ3(三角形の内角の和でフィニッシュ):
三角形ABCに着目します。すでに判明した角は∠ABC=65°、∠ACB=58°です。三角形の内角の和は180°ですから、求める∠BACは次の一算で導かれます。
・∠BAC=180°-(65°+58°)=180°-123°=57°
このように、接弦定理と円に内接する四角形の性質をシームレスに連動させる解法は、高校入試や共通テスト準備における王道パターンです。本問がスムーズに解けたなら、基礎から標準への橋渡しは完了しています。